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リンク元チェックツールをご紹介 リンクチェックの必要性も解説

 この記事ではリンク元を調べるためのチェックツールをご紹介するものです。自社のサイトを訪れるユーザーがどのリンクを頼りにたどり着いたのかということは、SEO対策として有効です。ただ、このリンク元の分析にはチェックツールが欠かせません。こちらでは、リンク元のチェックがなぜ必要なのか、スパムリンクの対処といったことも合わせて解説致します。チェックツールを活かして、自社のSEO対策に活かしましょう。

リンク元をチェックする理由は何か?

 リンク元の分析は何のためにするのかという点を明らかにしておきましょう。その理由は、①自社サイトの魅力向上、②SEO上の評価が高いサイトを作れる、③自社のリンクがスパムリンクとされていないか確認するためです。以下に詳述します。

1 自社サイトの魅力向上

 自社のサイトを訪問したユーザーが、どのリンクを辿ってたどり着いたのか調べると、どういったサイトに自社サイト・コンテンツのリンクを貼ってもらえればアクセス数が伸びるのかということがわかります。そうすると、どういった内容のコンテンツを制作すれば、ユーザーが訪問してくれるのか、リンクを貼ってもらえるのか分析すれば、結果的に自社サイト・コンテンツの魅力向上につながるのです。

2 SEO上の評価が高いサイトを作れる

 スパムリンクによって自社のコンテンツが被リンクを受けていると、SEO上の評価は得られません。反対に自社サイトがSEO上評価の高いサイトに被リンクを受けていれば、自社サイトも評価されます。そのため、リンク元を調べることはSEO評価を得るための分析に役立つのです。

3 自社のサイトがスパムリンクとされていないか確認する

 キーワードの乱用や、クローキング、誘導ページなど、ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)にあるようなサイト・コンテンツは、SEOの評価が下がるとされています。このようなサイトから被リンクされると、自社サイトの評価も落としかねませんし、スパムリンクとみなされる可能性もあります。リンク元を調べて、どんなサイトからリンクを貼られているのか確認すればスパムリンクとみなされる事態を回避することにもつながります。

リンク元を調べる無料チェックツール4つをご紹介

 リンク元チェックのツールはたくさんあります。こちらでは無料で使えるものをご紹介致します。無料でもある程度詳しく分析可能です。

 Microsoftのツールです。Bing Webmaster Toolsは、Bingの検索エンジンにおけるサイトの検索パフォーマンスがチェックできるツールです。登録さえ行うと無料で使えます。リンク元を探すには、登録後にホーム画面の左ウィンドウの「診断ツール」タブをクリックし、続いて「リンクエクスプローラー」タブをクリックします。「リンクエクスプローラー」欄が表示され、URLを記入する案内が出るのでURLを入力し、「参照」タブをクリックすれば、被リンク一覧が表示されます。フィルターをかけた上で被リンク一覧を表示したい場合は、「参照」タブをクリックする前に、「サイトによるフィルター」欄を埋めた後に「参照」タブをクリックします。ちなみに、リンク元以外にも、ユーザーが「サイトにアクセスした際に使ったキーワード」や「そのボリューム数」「SEO上の問題が無いか」といったことも調べることもできます。

 Googleの検索エンジンにおけるサイトの検索パフォーマンスがチェックできるツールです。無料で利用できます。このツールにログインした後、メニューから「リンク」をクリックすれば、リンク元サイトのURLリンク元サイトの数、リンク元のアンカーテキストなどがチェックできます。

 登録不要で無料で使えるリンク元チェックツールです。「マイサイトのURL」で対象のページURLを入力して、「チェックする」ボタンをクリックすれば、入力したページURLの被リンク数や被リンクドメイン数、被リンクのエージタイトルとURL、アンカーテキストなどが確認できます。また、「競合サイト被リンクチェック」や「競合サイト被リンク危険度チェック」というサービスもり、自社のサイトURLを入力するだけで、自動的に競合サイトのリンク元に関する情報も知ることができます。

 主に被リンクのリンク切れを調べられるツールです。「Enter URL(URLを入力)」で対象のページURLを入力して、「Check Broken Links(バックリンクを取得)」ボタンをクリックすれば、入力したページURLのドメイン評価や参照URL数、バックリンク数、参照ドメイン数などを確認できます。

リンク元を調べる有料チェックツール4つをご紹介

 無料ツールでもある程度の分析は可能ですが、有料ツールであればさらに詳細な分析が可能です。予算ともご相談のうえ、求められる分析の内容によっては、有料ツールも使ってみても良いでしょう。

 検索ボックスに調べたいコンテンツのURLを入力するだけ使える操作性の高いツールです。「URL被リンク履歴」と「被リンクプロフィール」も表示されることが特徴的です。「被リンクプロフィール」では、被リンクとその信頼性が相関図として表現されるのでスパム性の判定も可能です。また、「URL被リンク履歴」では、過去3ヶ月間にわたって確認された被リンク数と参照元のドメインの推移をグラフで把握できます。料金は、3つのプランが用意されており、LITE(月額50ドル)、PURO(月額100ドル)、API(月額400ドル)となっているようです。

 約30兆という莫大な数のリンクを検知し、精度の高いデータベースを構築します。さらに、被リンクをアラートしてくれる機能もあるため、被リンクを随時監視することもできます。操作性も比較的良く、検索したいURL等を「ドメイン又はURLを入力」の欄に入力して「被害リンクチェック」タブをクリックするだけでOKです。このチェックツールでは、対象サイトの被リンク数の時間ごとの推移をグラフとして視覚化されるので直感的な傾向把握ができます。利用価格は、オプションによって異なりますが月額100ドルから1,000ドル程度です。

 世界最高のバックリンクチェッカー(被リンクチェックツール)の一つです。検索ボックスに調べたいコンテンツのURLを入力するだけで、被リンク情報をすぐに表示させられます。無料版もありますが、有料版の機能は豊富です。検索して表示されるのは、Overview、Inbound Links、Linking Domains、Anchor Text、Top Pages、Discovered and Lost、Spam Scoreです。このうち、「Spam Score」では、スパム具合を数値化し、その数値について被リンク元サイトのURLを点数順に表示します。「Discovered and Lost」では、リンク数が増減したURLが表示されます。なお、最初の30日間は無料で試すことができますが、その後は月額179ドル程度の料金になってきます(機能制限が付きますが無料でも使えます。)。

 URLやキーワードを入力して「Submit」タブをクリックすると、左ウィンドウに「被リンク」タブが表示されるのでクリックすれば「被リンク」欄が表示されます。表示される内容は、ソースページ、ターゲットページ、PAGE AUTHORITY、DOMAIN AUTHORITY、アンカーテキスト、初検知日、最終検知日などとなっています。このうち、「DOMAIN AUTHORITY」はドメインについて、「PAGE AUTHORITY」ではそのURLについて、それぞれ検索エンジンにランクインする可能性をスコア形式で表してくれます。料金は比較的低価格で、月額3,000円程度となっています。

スパムリンクへの対処について

 先ほども少し触れましたが、自社のサイト・コンテンツが意図しないところからリンクを受けている場合には、それを「否認」することで、自社コンテンツの評価の向上、ペナルティの回避につながります。ここでは、スパムリンクの否認方法について紹介致します。

 スパムリンクの否認方法については、Search Console ヘルプが詳しいですが、おおよそ以下のステップです。

 ①Googleサーチコンソールにログイン、ホーム画面の「ステータス」欄にある「リンク」をクリック→②表示される「リンク」欄の右上の「外部リンクをエクスポート」をクリックし、「そのほかのサンプルリンク」をクリック→③サンプルリンクが表示され、意図しないものと思われるリンクをコピーしてテキストファイルにまとめる→④Googleサーチコンソールの「リンクの否認」ページにアクセスし、これをクリック→⑤否認するURLのテキストファイルをアップロードするような表示がされるので、その指示に基づき③で作成したテキストファイルをアップロードし、「送信」する。

 現時点でスパムリンクの否認は、自動ではできません。サイト運営者側で定期的に確認して否認するというコツコツした作業が必要です。そのため、数が増えてからテキストファイルにまとめて否認することが効率的といえます。なお、有益な否認を削除しないためにもリンクの否認は慎重に行うべきといえます。そのため、サイト運営者やサーバーに直接連絡をとり、自サイトへの発リンクを削除してもらうことを依頼することも選択肢といえます。

まとめ

 リンク元を調べる理由や、リンク元チェックのための無料・有料ツール、スパムリンクへの対処についてもご紹介してきました。自社サイト・コンテンツが効果的にユーザーに届くために、また、自社サイトの魅力向上のためにも、チェックツールを使ってみましょう。

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