Google ARCoreは、Googleの提供するARフレームワークで、Android端末向けに作られたツールです。JavaやUnityといった人気の言語や開発環境に対応していることから、参入ハードルが低く、多くの人が利用しています。また、特殊なデバイスがなくても、スマホの内蔵カメラとモーションセンサーだけでARコンテンツを構築できる点も魅力です。
②Apple ARKit
Apple ARKitは、名前のとおりAppleが提供しているAR開発ツールです。iPhoneやiPadで利用できるAR機能が作成できます。iPhoneやiPadで利用できるARの作成ができます。iOS向けに作られた言語であるSwiftでの開発ができます。レッスンが公開されており、プラグラミングに不慣れな人でも扱いやすいツールといえます。
Spark AR Studioは、Facebookが提供する、画像認識を活用したAR開発ツールです。FacebookやInstagramなどでの利用が想定されています。Facebookのカメラ・写真機能から拡張でき、作成したコンテンツはFacebookやInstagramで公開できます。専門知識がなくても直感的な操作でARコンテンツを作成できることから、開発ハードルの低さが魅力です。
⑤Amazon Sumerian
Amazon Sumerianは、名前の通りAmazonが提供しているARツールとなります。AWS(Amazon Web Services)上で公開されているAR・VR・3Dコンテンツ作成ツールです。ソフトウェアのダウンロードが不要で、Google Chromeなどのブラウザを用意するだけで利用できます。Google ChromeなどWebGL(Web Graphics Library)互換の最新ブラウザがあれば、ARコンテンツの開発が可能になります。さらに、プログラミングの必要もなく、初心者の方でも操作ができるツールとなっています。AWSの各種サービスと連携させると、機能性をさらに向上させることができます。